Blog

名前だけスペシャルティー&名前だけブルボン品種 

2000年代前半にはブラジルから生産者が来ると日本の市場を理解してもらう為に全国に出張で連れ回していました。 当時も今もですが、全国何処でもブラジルのブルボン品種を求める声がロースターさんや自家焙煎店さんからリクエストがありました。 18名のセラード珈琲ブラジルの設立株主メンバーの生産者達は50農園持っていましたが、当時2農園しかブルボン品種は栽培しておらず、『なぜ日本にこんなに多くブルボン品種が輸入されているか?疑問だ。騙されているのでは?』とよく感想を述べていました。 今では6農園に栽培農園が増えましたが、それでも農園で全て生産量の極端に少ないブルボン品種を植えるわけも無く輸入量は少ないです。

ブラジル事務所にもブルボン品種だよとあきおさんに売込みがありますが、混ぜ物だったり、ブルボン品種の形状は小さく丸いはずが、ムンドノーボ品種のようなスマトラ品種と血が多く入ったロングベリーだったりと常にまがい物で騙そうとするので、あきおさんが怒っています。

日本側は信じて買うしかないのかもしれませんが、常に目を光らせる事と品質を見抜く力が有る事を誇示しなければなりません。 買い付け後も精選時に混ぜられる心配も有るので、油断できません。

その他に最近は耳に心地よい名前が目立ちますね。 私達も販売する為に良いネーミングは常に熟慮しますが、品質が伴い本物である場合に販売します。 輸入してもあきおさんのチェックを掻い潜り品質の劣るものが入荷した事も多々ありますが、損してでも販売しません。

良いネーミングは料理の盛り付けで、口に入れるものであるいじょうは美味しくなければなりません。 また良い素材は高値が当たり前です。 良い名前と良い産地と良い品種でも紛い物なら安く流通できますが、お客様はバカではないとはっきりと断言できます。 ここ数年でも消費者のレベルはどんどん上がっていると実感します。  画像はブルボン品種とムンドノーボ品種です。

丸くスクリーンが16と小さいのが、ブルボン品種です。 右は手摘み完熟豆のムンドノーボ品種です。 細長いですね。 スマトラ品種とブルボン品種のかけ合わせです。 横山