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生豆の流通

コーヒーブームで全国の自家焙煎店ロースターと呼ばれる店舗も全国5000店を越えました。

パン屋さんとの2毛作タイプなども増えてきたので、実際には6000店あるかもです。

自家焙煎店の増加に伴い生豆問屋も増えているようですね。 実際には生豆は原料である以上利幅が焙煎加工する事に比べれば薄利で、また生産国からの輸入も莫大な資金も必要とし、リスクも伴いますので、簡単に参入できる商売ではありません。

基本的な流通経路として ①生産国⇒商社⇒問屋⇒倉庫⇒自家焙煎店 となっています。

商社が日本の輸入の99%をフォローしていますので、ほとんどが元は商社から流れてきており、商社も総合商社5社で市場をカバーしてい関係で、元を正せば各問屋は同じ商社から仕入れている事も多々あります。

差別化が商売の基本なので、この様な流通経路に属さない独立系商社も生き残り、まさにセラード珈琲もそこに該当する事となります。 セラードでは現在ブラジル以外にはエチオピアとコロンビアをダイレクトトレードしており、今後はインドネシアやグァテマラなどポピュラーな国はダイレクトトレードを開始して独自性を保とうと考えております。

色々な生産国を取り扱っていますので、最近は問屋さんと思う方もいるようですが、セラードのダイレクトトレードのブラジル・エチオピア・コロンビアは日本で弊社以外に流通させる事の出来ない差別化のできる豆となっています。

またダイレクトトレードは聞こえは良いのですが、中間業者を抜いた分リスクも上昇するので、失敗した場合に大きな痛手となる事も忘れてはいけません。 また大量に輸入していれば利幅も少なくて済みますが、1コンテナ満たない場合など中間業者を省いたわりに割高になる結果になったり、毎年出張して生産者との関係を維持しなければならないので、出張コストも相当覚悟しなければなりません。

生産国での買い付けは楽しいですが、精選と輸出までを本当は見届けなければならず、(混ぜられない為にも)もし滞在できないのであれば余程信用の出来る輸出会社とのコネクションが必要になります。

つまり品質とコストに見合うだけの体力と実力がダイレクトトレードには必要です。

弊社もここまで30年続けてこれましたが、その間多くのライバル会社が倒産・合併してきた中で生き残り発展できている事は自分達でさえ不思議に思う事も多々あります。 横山