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農園との継続的な取引とは②

農園との継続的な取引は非常に難しく、常に幼馴染の悪友のようにつかず離れずの関係だったり、

また特に今回の様な相場高騰時には『有事の時にその人の人間性がわかる』の言葉の通りに

普段は良い関係のようにみえても急に態度が180℃変わったりと本心がみえます。

現在は高値で売れるチャンスなので、売り捌いてしまい、詰問しても平気で開き直り、『今年は

収穫が少なかったのだから、仕方ない来年渡すよ』という言い訳をしてきます。

人間が食い溜めできない事と同様に消費国側も今年は商売せずに来年その分2倍売る事など

できるはずもなく、困るのですが、常にこの様な問題が相場の乱高下する時には発生します。

相場が下がるとまたすり寄ってくるのですが、ペナルティとして買い付けを控えたり、最小限に

する事にしています。 セラード珈琲も30年以上続く会社となり、少しずつ付き合い方にも

コツを掴んできました。 最近はダイレクトトレードという言葉で、簡単に産地とつながる様に

みえますが、中南米やアフリカ諸国等を自分達のコントロールできると考えるのは甘すぎます。

なんの自慢にもなりませんが、30年以上ダイレクトトレードを続けてきても毎年煮え湯を

飲まされる事態が起こります。 火傷覚悟でなければ、良い豆は手に入りませんし、火傷した

以上はその豆は期待した価格では売れずに処分価格にて処理する事で、取引先様の目に入る

事はないのですが、常に現地事務所と連携しても事故が起こる事は覚悟してダイレクトトレード

を続けなければなりません。 綺麗ごとばかりでは済まない世界だなと火傷する度に実感します。

横山