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農園との継続的な取引とは③

私の愚痴に近いブログに有難い事に興味を持っていただける方が多いので、農園との継続的な取引とは③

として続けます。 よく話すのですが、現在の情報社会では良さそうな生産者や地域をグーグルアースや

SNSを使って目星を付けたり、語学力と資金力があれば買い付けも可能です。

ここで落とし穴が、人懐っこい中南米の人達とは直ぐに打ち解けて非常に盛り上がるのですが、良い生産者

と巡り合えても、生産者の仕事は水洗処理などを中心としたウェットミルまでであり、最終的に日本向けに

精製して袋詰め、そして出荷までは輸出会社に頼る事がほとんどです。

このドライミルの工程で、チェックが甘くせっかくの良い豆を買い付ける事ができても、精製不良で台無し

となる事も多々あります。 セラード珈琲も1年の半分は輸出最高責任者の彰男社長(あきおさんですよ)

が日本に滞在しているので、常に神経を使っています。

ドライミルについては生産者に責任もなく、知らずにダメ豆に成り下がり事もあるわけです。

また他のロットが混ぜられた等の問題も多く、ここで注意したいのが、事故が多い輸入品には保険が必ず

かけられていますが、あくまで輸送中の水濡れや、破袋、汚れの付着などを対象としており、スペシャルティ

の様な美味しさに対しての味覚的要素は不確定なので、全く保障の対象にはならない事です。

その場合も原価での保障となるので、代替品もマイクロロットが多いスペシャルティでは見つかる事も無く

無駄な在庫となってしまいます。

生産者から引き渡し後の注意点の方が多いのが、現状で揉めるのは輸出会社との揉め事の方が遙かに多く

存在します。

弊社も年々商売を拡大し、輸入量が増えた関係で、現地事務所の人員を増やすことが出来事故も未然に防ぐ

事ができるようになってきましたが、現在のコンテナ不足と船不足では見切りれ船積みできる時にGOサイン

を出さなければならない事がほとんどで、昨年からひやひやしながら輸出しております。

現地の様子を現在内海が視察に行っておりますので、少しは助けになってくれているようです。 横山