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NY相場の影響

コーヒーのNY相場が直近で92.05セントを付けています。 今年ブラジルは裏作なのですが、昨年の開花も順調で、年明けから降雨もしっかりとあり生育が良いと報告を受けています。

その影響で裏作にもかかわらず5800万袋(60㎏換算)収穫されると予想されており、十分な量が確保されます。 自分達で無計画に増産しておいて勝手な言い分ですが、ブラジルでもコスト割れが起きています。 ブラジルでコスト割れなので、山岳地帯で機械化のできない中米は当然コスト割れとなっており、コロンビアでもコスト割れと悲鳴が上がっているそうです。

この様になるとスペシャルティーはNY相場とは連動していませんが、どんな頑張っている農園でも必ず悪い豆も採れてしまうので、NY相場で取り引きされる豆が存在しコスト割れ分を取り戻すために価格の期待できるスペシャルティーでカバーしようと思うのは当然でしょう。

私が入社した2000年はNY相場が更に下落しており、世界中で農園の放棄が多発しました。

5年ごとにNY相場は上がり下がりを繰り返す中で、肥料も撒けないコスト割れの状態では2005年頃から品質の低下が始まりました・・。 そして収穫量が減った分NY相場は高騰して2011年にピークの高値となりました。

『生産者が大変なので助けたい』など綺麗ごとを言うつもりは全くありませんが、品質が悪い割に価格だけ上昇するというお客様にも理解不能な現象がこのままだと数年後に起こります。

相場が下がると消費国側は助かる(儲かる)かもしれませんが、中米だけでなくブラジルまでもコスト割れになるような相場は将来的にみて危険と危惧しています。

弊社は明日27日~5月6日まで休暇となります。

皆様は繁忙期ですね。 お体ご自愛下さい。  横山