以前、収穫の間、コーヒーは畝間の土の上にそのまま置かれ、10日から15日たってから畑に取りに行き、土をおとすために洗浄機を通した後に乾燥していた。今日、方法は完全に変わり、土による豆の汚れを避けるため収穫は摘み取った豆をシートの上に落としている。コーヒーは、畑での発酵しないよう、長くとも2日以内に、そこから搬出される。また、収穫された圃場に
従い、小ロット毎に仕分けがなされる。分離した畑、土壌のタイプ、その他の種々の要因がコーヒー品質を変えることがあり、それぞれのロットは香りや味の特徴をもっている。
収穫後、コーヒーは水を満たしたトレーラーで乾燥場まで運ばれるので、トレーラーで既にボイア(低品質のコーヒー)取り除かれる。後にコーヒー豆は、熟成豆と青実とに選別される皮むき機を通す。青実は露天の乾燥場で、熟成豆は密閉式のハウスで乾燥される。その全ての工程で適正な熟成状態の豆の選別と、過度の水分による品質の劣化を回避することが確実となる。今日、セまだバスチアーナは、皮剥きをするためにコーヒーを他の農場へ持って行くが、一家は既に葉や枝を除去する機械、青実を分ける洗浄機、皮剥き機、温度と水分を管理する乾燥機を含む、品質を追求するための全ての設備の自己所有に投資し始めている。
一家は、全員がダイニング・キッチンに集まり、香り、味、豆の見かけなどよるクオリティー・コーヒーを差別化するための仕事の仕方や方針を語り合う。今ではコーヒーの木とも話しができるのだと、笑いながら、冗談を言う。
レレナのコーヒー園には、10月に開花する他、3月の遅咲きがある。これらの花が結実する時、木には最初の開花の実がある。以前は、3月開花したまだ青い実も、熟した豆と一緒に収穫していた。しかし一人の友人の指摘より、テストを行い、3月に開花のものを分けて収穫した。2015年のその時、熟した豆だけを採るために、同じ木を二度まわりながら、初めて手摘みで選別を初めて行った。そして3月開花のものは、独特特徴を持ち非常に良いことを発見した。
セバスチアーナさんはコーヒー園に農薬を散布しない。それらの化学的な毒は、コーヒー木の廻を枯れさせ、畑にとっては良くない。彼女はコーヒーの木の最も近い部分の草取りと畝間の下草刈りのみを行い、森を管理する。また一家は、保全地区や環境保護地域を守っている。そして畑に貯水溝(雨水による表土の流亡を防止する穴)を作る。
年
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品評会
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形式
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順位
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2013年
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マッタス・ダス・ミナス地域ムリアエ
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ナチュラル
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14位
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2013年
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ミナス・ジェライス州
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ウォッシュド
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良品100選
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2014年
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ミナス・ジェライス州
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ナチュラル
および
ウォッシュド
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良品100選
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2015年
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マッタス・ダス・ミナス地域ムリアエ
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ナチュラル
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4位
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