Francisco Pereira(フランシスコ・イジドーロ・ペレイラ氏)
- 代表農園:
- サンタ・イネース
チャンピオンとなった農園 | ||||
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山岳地帯である為、収穫は全て人力によって行われる。 収穫時のコーヒーチェリーと土の接触を防ぐ為一面に布を敷きつめて行われる。 チェリーは一日二回、回収され精製所に運ばれて、水洗、脱皮、乾燥までをその日の内に行われる。 その後乾燥機に移され水分が10.5%になるまで乾燥し、ツーリャで30日間保存された後、精選されて組合に渡される。 組合での選別により商品として販売されるのである。 生産された製品の栽培者名、栽培システム等についての追跡調査は常に用意されている。 水洗設備で使用された水は浄化設備を通して再利用され、汚物を沈殿させることにより環境汚染を防ぐ工夫がされている。 | ||||
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100年以上昔、この地域で素晴らしいコーヒーが収穫されていたことを祖父母たちから祖先の話として聞かされていたこともあったが、今の生産者たちにこのエリアで良質のコーヒーができると信じる者はいなかった・・・。 初めて日本を訪れたフランシスコ氏はそう話した。
相場が安く、コーヒー生産では利益が出ない時期が続いた。 先祖から代々続くコーヒー栽培、それに収穫まで植えてから3年以上掛かるコーヒー生産は簡単に止めることはできなかった。 そこで地域の生産者グループは決心し、2000年よりコンサルタントを招き、更なるコーヒーへの投資を始めた。 紹介によって招いたのは株式会社セラード珈琲(ブラジル)の役員であった。 求めたものは安定的な生産ではあったが、同時に指摘したのは地形や気候を味方につけたスペシャルティコーヒーマーケットへの参入であった。 やがてカルモ・デ・ミナスの生産者たちは努力を重ね2005年には品評会でブラジル国内ナンバーワンの称号コーヒーを生産するまでになっていた。 この地域の山岳地帯で生産されたスペシャルティコーヒーは他にないユニークな特長と噂され、ブラジル国内及び世界で最良のコーヒーの一つとして数えられ、実績においても数多くの重要な賞を受賞しております。 ※2005年チャンピオンになった年にセラード(ブラジル)役員が生産者5人を連れて日本に来た際に、「コンテストの入賞品以外は売れない。」・「継続的な取引をしたい。」との事から毎年少量購入しています。 今では日本及び世界に顧客を持つようになっています。 |
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